こんばんは、Googleアドセンスやアフィリエイトでどれくらい稼げるのか!?検証報告する子持ち主婦の美雪です。
最近、ブロガー・アフィリエイターの中で騒然とした出来事がありました。
とある方が「自分のサイトより検索上位にあるブログ、あれは自分のサイトのパクりだ!!」と言い出したのです。(現在は事態収拾しており、ツイートも削除されています)
パクりとは盗む、ということです。
構成が似ている・自分のサイトの写真が無許可で使われている・文章をコピペされている…などがあります。
自分が書こうとしている検索ワードのリサーチをし、検索上位のサイトよりいいものを作ろうとする行為。
検証記事作成時などでよくある行為だとは思うのですが、その他のサイトを見てしまったばかりに良いところは盗もう(いい意味で)と思い、文章が似通ってしまったりするのは致し方ないのかな、と思う部分もあります。
なんとか自分の言葉に置き換えて文章を作るのがプロなのですが。
今回のDMCA事件は、ブロガー・アフィリエイターさんを震撼させる事態になったのはGoogleさんの対応の速さでした。
DMCAとは??
DMCAとは、デジタルミレニアム著作権法の略称でデジタルコンテンツ上にある著作権のことを指します。
デジタルコンテンツの不正コピーを阻止することが主な目的で、コピー防止機能の解除や解除方法の公表なども禁止しています。
事件の概要
主な登場人物
Bさん…今回、パクられたことを訴えた人
Cくん…今回、パクリ疑惑で記事インデックス削除(検索しても表示されない状態に)された人
(Aさん…Bさんが記事作成時、参考にしたであろう人)
Bさんが以前に書いた家電紹介記事をリライトしようと、自分のサイトより上位に表示されているサイトを見る。
そこにはBさんのサイトを真似たかのようなCくんのサイトがあった。
記事の公表日時はBさんの方が早かった。
パクり…??と思い、Twitterでツイート。
数人のフォロワーがDM(ダイレクトメール)でそのサイトを確認。
パクリだという人、数人。
構成が似ているだけでパクりの範疇ではない、と言った方もいたらしい。
それを受けて、BさんはGoogleにDMCA侵害を申し立てる。
即日、GoogleはDMCA申請を受け、Cくんのサイト(該当記事)を検索から削除。
これで事態は収まるかと思われた。
しかしTwitterでツイートしていたことから、憶測が飛び交い始める。
そこで出てきたのがAさんという存在。
アフィリエイターの中でもかなりの実力者である。
BさんとCくんの問題だった家電紹介記事。
実は同じ家電紹介の記事をAさんも書いており、検索で1位だったのが災いした。
Twitterの中で「AさんとBさんの問題」だと誤認識した人が出てくる。
AさんとBさんでは、記事の公開はAさんの方が早かったこともあり、「Bさんの方がパクりではないの!?BさんはAさんの記事に対してDMCAしたの!?」という勘違いも増える。
Bさんが「Aさんではないです、Cくんです」と言ったものの、事態は収まらなくなっていた。
というのも
BさんとCくん、同じ記事でも合致率が30%程度。
しかし
AさんとBさんの同じ記事では合致率が70%程度という、驚くべき結果が出てきたのだ。
これにより、パクった人が別の人にパクられて騒いでいる、という構図の方が大きくなり、アフィリエイターの中では大騒動になったのであった。
たかだか30%ほどの合致率で一生懸命作った記事が検索外に飛ばされるという事態は、アフィリエイターにとっては致命的である。
なにかの紹介記事ともなれば、公式HPから引っ張ってくる情報も多く、どうしても似たり寄ったりになるのは明白。
また上位サイトよりも濃い記事を作ろうとするので、先に言ったように文章が似通ってくるのは致し方ない部分もある。
このDMCAの基準にもよるが、公開日時を判断の一つにしているとすれば、悪用する人も出てくるだろうという懸念も生まれた。
先に公開してしまったもの勝ちなら、中身は適当でも公開し、あとから編集して「パクられた」と騒ぐことが可能になってしまうからだ。(もちろんGoogle様はそんなに単純ではない)
DMCAで、上位サイトを上位から蹴落とし、あとだしが勝つ世界になってしまう。
正しい世界は「中身で判断」されるべきはずなのに。
そういった理由で、騒然となった。
このことからAさんも事態を察知。
DMCA侵害だって申請された方、私の記事を参考にされたと思うんだけど…Googleさん消さないでおねがいー!
と言ったツイートを残されている。
Bさんが自分に対してもDMCA侵害を申請しないかとハラハラしたうえでの発言だろう。
Cくんはツイッターをしている人ではないのか、今回私が目にすることはなかった。
もちろんCくんが今回のことに対して異議申請をするのは大いにアリである。
認められるかどうかはGoogle様次第だが。
あまりの炎上具合に、BさんはTwitterアカウントに鍵をかけてこもってしまった。
そのこともまた、周りにいらん憶測をさせる結果になってしまった一因でもあるが身を守るためなら仕方がないだろう。
ちなみにAさんのサイトを参考にしたのかどうかについてはBさんは言及していない。
しかしサイトを見比べてみると、構成から内容までよく似ている所が多数見受けられた。
記事をパクられないために
今回のDMCA事件を間近で見ていた私の意見です。
いかにオリジナリティを出して差別化を図るかが重要な問題になってくると思います。
パクられる、ということはその記事にオリジナリティが不足しているからだということ。誰にでも書ける内容ということです。
自分で撮った写真であったり、自分が体験したことを文章にしたり。
オリジナリティが出ている記事はパクられにくいと感じましたし、ほかのブロガーさんもおっしゃっていました。
たとえ一部パクられても、記事の薄さでそのサイトはGoogleの評価も得られにくいでしょう。
パクられないためにオリジナリティを全面に押し出していきましょう。
記事をパクられたら…
先に言ったように、オリジナリティが不足しているからパクられるのです。
DMCA侵害を訴えてもいいとは思います。しかしそれが通るかどうかはわかりません。
それよりも先にリライトで記事を充実させるほうが、結果的には自分の実力UPにも繋がるのではないかと考えました。
パクられた記事が自分より上位にいる、それは我慢がならないことではありますが、それ以上に良いものをつくり上位奪還し、パクられない記事を残しておくと良いのではないかと。
初心者にはありがちのコピペ記事は危険がいっぱい
わたしも分からないことはよくリサーチします。
上位10位ぐらいまでのサイトは熟読するようにしています。
もちろんそこにはわたしの知らない情報もたくさん載っているわけです。参考にもします。
中にはそういったサイトからコピペする初心者ブロガー・アフィリエイターさんも多いでしょう。
ですがこのような著作権の問題もありますので、良いテとは言えません。
Googleはそこを加味して、検索順位を決めているのでコピペばかりで上位に行くことは難しいでしょう。
コピペではなく、引用で、必ず引用元を明記したうえで自分の考えを自分の言葉で述べると良いと思います。
自戒を込めて、今回の事件を記事にしておきました。
Cくんからブクマでコメントをいただきました!
当事者Cくんですが、twitter一応やってますw今回の件は内容というより両者ともiRobot社の画像なり動画を使っていたのでそこで判定されたんだと考えています。
どうやらTwitterをされているようで、わたしのTLでは関連する人がいなかっただけのようです。
のちほどTwitterで検索したところDMCA侵害に対し、異議申し立てをし、無事に検索結果に復帰したとのことでした。
驚くべき事実はASP(アプリケーションサービスプロバイダー:広告を配信してくれる提携業者)にも通報されていたようで…これはGoogleさんが行ったのか、DMCA侵害を申し立てたBさんが行ったものなのかは不明です。
DMCA侵害の異議申し立てや経過などをまとめてほしいと思いましたがCくんご本人が事を荒立てるつもりはない、とのことでしたのでこのまま静かに傍観しておきたいと思います。
DMCA侵害申し立てについては別の方が記事にしてあったので貼っておきます。
DMCAの規定に従いブログの記事が削除されたので異議申し立てをした話 - オタクの戯言
DMCAに基づき記事が削除されたから異議申し立てをしたその後の経過 - オタクの戯言
ブロガーやアフィリエイターにとってはDMCA侵害について、知っておくべきことなのですがもしも自分のサイトに侵害申告が来た場合…とっても焦ることになりそうです。
しかも異議申請をしたら訴訟に発展する可能性もある、ということですから…。
異議申請をする前に、できることはないのか本当に違反してないのか、よくよく見返す必要性がありそうです。
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